当初作品製作が発表されたときものすごく期待してました。
電博が組む!なんてのもあったし。
だけどいざ発表されたら不穏な評判ばかり。
何が悪いかわからないが。
実際見てみると。。。
○絵のアンバランスさ。
キャラクターは旧来のジブリのもの。
だけど背景はちょっと油絵っぽくしてる。
それがなんともバランス悪く素人くさい。
奥行きと広がりを感じる絵がジブリだと思うんだけど
必要以上に広い場面を見せるんだが、広いように見えないんだよな。
それは新宿アカデミーのスクリーンが汚いせいでかもしれないけど。
○菅原文太/岡田何某の声優の単調さが退屈に思えてしまう。
感情を押し殺すような演技がジャニーズ系には難しかろう。
菅原文太はスポットで出るならいいけど、通しでは物足りない。
○ストーリーがまとまってない。
やっぱりもとの題材が大きすぎたんじゃないかな。
ぶつ切りの展開、つながらない場面。
いらっとする。
無駄に感じる場面・エピソードがあるがストーリーは薄い。
オリジナルストーリーじゃないからジブリとして
消化できてないんじゃないかな。
ハウルも話としては中途半端だったし。
もうオリジナルをやるだけのエネルギーがないのだろうか。
○設定の甘さ。
暑いんだか寒いんだかもわからん。
みんな薄着でうろちょろしてて火に当たってシチューを食べたり。
急いでどっかに行こうとしてるんだが、どこに行こうとしてるかが
見ててもイメージできない。
○中途半端にジブリ
キャラクター、千のときの黒いドロドロ、塔のラピュタ的なくずれかた。
いろいろと「こんなんあったよなぁ」と思わせるシーンが
縮小されて出てくる中途半端さ。
なんか独りよがりなのかもな。
それとも作り込みが甘いのか。。。
つれは「やっつけ仕事みたい」と言ってた。。。
ジブリのパロディに見えるな。
最初からいったいなにがそれほどひどいんだろう?
と思って見に行ったからよかったけどジブリへの期待感を
もって見に行ったら暴れてた。。。
見る価値ないかもしれないけど、見たうえでああ、こんなもんかと
納得できたのでいいかな。
そうそう、女の子の唄だけはよかった。