tenruのぶらり旅

PDA、GPSを愛しつつ、電動自転車に乗って下町を探索しつつ、肉を喰らいながらダイエットしなきゃねー、と思い続ける日々をただつれづれに。
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2009年01月06日

「派遣村」ってなんかいやだ

日比谷公園の派遣村の問題。
集まってきたのは500人くらいらしい。
なんだか随分少なくないか?
昔新宿の地下街の炊き出しのほうが随分人が集まっていた気がする。
マスコミはなんだか煽ろうとしている気がするが、問題としては大したことないのか?と錯覚する。
身の回りで派遣で働いている人たちは内心では不安を抱えているだろうが、忙しく働き続けている。
テレビでわいわい言っているのを見ると非常に違和感を感じる。
それに公園で寝泊りしているような人がわざわざ日比谷公園に来る余裕があるのか???

私の周りにいる派遣の方たちは自ら派遣を選んでいる。
現在の仕事が最終形ではなく、他にやりたいことがあるが生活のためであったり、
家庭の事情や体調や、もしくは趣味のために時間を自由に使いたいために
自らの意志で選んでいる。
正規雇用に対し、不安定であるというデメリットもあるが、それがメリットでもある。
しかしそれでも必要とされるようなスキルもあれば派遣であろうが正規雇用であろうが
立場はゆるがない。

坂本総務政務官の「本当に働こうとしている人か」発言は立場上するべきではなかったが、
おそらく派遣村の問題ではなく、現状の問題の本質を言いたかったのでは?

やりたい仕事をするということが「働く」ということでは決してないはずだ。
自分で生きるための対価を得るために「働く」わけで、やりたい仕事がないので
「働けない」人はただの「働こうとしていない」人だと思う。
条件が悪いのだろうが求人はいくらでもある。ある程度身の丈にあった仕事で我慢するしかない。
それは今働けている人と同じだ。
それを底上げするのはきりがないだろう。ましてそれでも働いている人がいる以上は認めてもいけない気がする。
そんな人が出てくるのは、派遣斬りという派遣社員の待遇の問題ではなく、
「働こうとしていない」人が出てきてしまい、それを認めてしまう社会構造の問題だ。
派遣村はそれを助長しようとしていると思えてならない。


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posted by tenru at 13:06| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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